布
布袋さん (8e3fmg5t)2022/7/12 15:00 (No.471504)削除[856] ~栴檀は双葉より芳し~
こんな諺があって「大成する人は幼少のときからすぐれている」という意味らしいんですが・・・
・・・どうもピンとこないんです。
「双葉より芳し」って~幼少の時から芳しい?って・・・半乾きのシワシワの実から『芳しい!?』ってことが想像できないし香が漂ってくるとも思えないんです。
どちらかと言えばじゅくじゅくで触りたくない感じなんです。
・・で調べてみました。
何と!
~~ 疑問は氷解しました。
昔のひとはややっこしいことをするもんです。
白檀の別名が栴檀で、元々の栴檀もあるんです。
おそらくは中国から入ってきたときに名前が二重についたんでしょうか?
白檀だったら「双葉より芳し」が納得できるんです。
そんな謂われのある栴檀の樹が工房村への登り口にあって実を付けています。
工房の仲間が「アクセサリーに使えるんじゃないやろか?・・ワシの木の実シリーズに使えって持って来てくれたんです。
実には毒があってムクドリ以外は食べないそうですが漢方薬には使われているそうです。
実からタネを取り外し『何かに使おう!』と思います。
白檀はお香世界の名木で東南アジアの土産品の「扇子の置物」があり、扇ぐといい香りがした覚えがあります。
使ったことはありませんが栴檀も木工家にとっては銘木でどちらのセンダンも高級材なんですね。